『季刊 枯片吟』公式ブログ ~先天的失言者~

文学フリマに出展している『季刊 枯片吟』のブログになります。

その行動が

    おかしいなと気がつき始めたのは、昨日ちょうど頭痛がひどくなり始めたころと同じタイミングで、やはり私は直感が働きすぎたのだと思い、それ以上その事に関わらないようにしていて、関われば関わるほど、気にすれば気にするほど負けだなと思い始め、それで少し頭痛も良くなってきたので、早めに仕事を切り上げて帰ろうとしてエレベーターに乗るとまた、その閉塞的で無機質でわざとらしい明かりの空間の中でまた再発し始めて、どうすればこの頭痛は治まるのであろうかとネットをいくつか検索してみるも、そのことが余計に電波として頭に突き刺さって来るようで、私はそれ以上考えることをやめた。

怠惰な翌日

    怠惰な翌日の割りには、節々の筋肉がうめきをあげていて、歩くのも怠く、結局少し遅れ気味の電車で出発する事になってしまった。行き先は会社で間違いないだろう。そのまま、何もしないのも気が引けて、携帯を見るふりをしながら、こうして何かしらの文章を書こうとするのだけれども、それも中々筆が乗らず、かつて、筆が乗ったことなどないにしろ、いくつもの言い訳を自分の中でない交ぜにしてサボり始めてしまう。

雑記

    とにかく、一週間が過ぎた。その間、東京から北海道へと飛び立ち、そしてまた東京に戻って来たわけではあるのだけれども、どうしたものか、調子は上がらず、朝から血圧が上がらないせいなのか、気圧のせいなのか、判然とせず、書けるものを、書ける風にだけとにかく書き始めようと今この瞬間も意識を書くことに集中させようと、努めているのだが、着地が見えず、今日もこのまま過ごしてしまうのだろうと、漠然と文字を眺めている。

新しいiPhoneから

    新しいiPhoneに変えて、書き心地、とでも言うのか、とにかく書くペースは上げなくてはならない時期に入っているのに、心の安寧だけを求め、何事からも逃げ出したい気分で、日々を過ごしている。
   結局のところ、連休も対した文章を書くことができず、そのまま過ごしてしまった。
   文学フリマまで、残るところ二週間程度で、何かが仕上がるのだろうか。

みんなとは誰なのだろう

    山だとか、川だとかの心象風景に自然が出てくる時は、大概が疲れている時であり、鼠が出て来てやれやれ言っている時というのも、疲れのせいなのだろうか。
   そろそろ出発する時間であった。
   彼は財布を持ったか、もう一度確認を行うと、朝食を牛丼屋で摂るか、ハンバーガーで摂るかの選択肢を思い浮かべる。その選択肢しかないところが、男の現状を表している。朝食抜き、ではダメなのだろうか。
    良い人たちに、恵まれてとは、よくみんなが書くことなのだが、みんなとは誰なのだろう。

第十七回文学フリマに参加致します

    このブログを開設し始めて、非常に乱暴な形で、ぽつぽつと、ほぼ毎日文章を書き連ねて来たわけですが、改めて、前回の超文学フリマには行わなかった、告知をさせていただこうかと。

サークル名:季刊 枯片吟(キカン カレペンギン)

ブース:B-17

当日は、本人が売り子をしていますので、お立ち寄りの際はお気軽に。

前回のテーマは、通勤時間にiPhoneで書いた小説を中心に、と言うことだったのですが、今回はもう少し別のテーマになるかと。他者、とどう向き合うか、或いは自己をどう解体するか、と、書けば何かしら聞こえのよいことになるのですが、いつも通り"何かを読んだから書く"と言うスタンス通り書いたものになるかと思います。
(このブログで書いたものもいくつか掲載予定)
前回、前々回の『季刊 枯片吟』についての感想は以下などをご参考に!
(唐橋さん、牟礼鯨さん、ありがとうございます)

牟礼鯨さんからのご感想枯片吟 : 西瓜鯨油社

と、言うわけで、新刊が刷り上がっている
現状ではないのですが、一先ず告知を、
と言うことでよろしくお願いいたします。

公式サイトはこちら